菊池 耕生
【形態知能研究室】Morphology/Intelligence Laboratory
高速,低衝撃,小型階段跳躍ロボット
ロボットに必要な能力の一つに不整地の踏破性が挙げられます.ホイール型は高速移動可能ですが,ホイール径の1/3程度の段差しか乗りこえられません.脚型は,踏破能力は高いですが,制御も機構も複雑でコストがかかります.ここでは,ホイール型ロボットに跳躍機構を組み込み,小型かつ単純な機構で,高速,低衝撃な階段昇降を実現しています.
20cmの段差登りのシミュレーション
高速度カメラ(200fps)による段差20cmの階段の連続登り.
ホイール径の4倍の高さの段差を約0.5秒で跳躍し,ほとんど衝撃力為しに着地しています.
高速度カメラ(1000fps)による段差20cmの階段降り
28cmの段差の跳躍
連続跳躍のデモ