学科について教員紹介南方 英明イントロ

南方 英明

【電機環境融合研究室】Ecological Mechatronics Laboratory

研究室では・・・

ロボット技術を応用した「人間用アシストシューズ」のような、新しい、未来に役立つグッズの研究を目指します。

これまで・・・

少年期に漫画に触発され、ドラえもんのような等身大の友達となり得るロボットを作りたいと思うようになる。具体的には「本当に碁石を持って碁盤に打てる碁友達ロボット」という少年らしからぬイメージであるが。
その後ラジオ工作などで電気電子回路作りに熱中し、大学では電気電子系に進む。学生時代はAIの研究と称してさまざまなゲームに熱中する。大学院で歩行ロボットの研究を始め、実時間歩容制御や受動歩行に関する論文を発表する。
千葉工業大学では電気工学科に属し、ソーラーカーの開発などの電気機械系の制御なども取り組む。また歩行ロボットの研究は受動歩行を応用した省エネシューズやそれを発展させた人間用のシューズなど、高齢化社会を睨んで人間を助けるメカトロニクスへと進んできた。

メッセージ

モノづくりでは失敗が付き物です。失敗しないように万全の準備をするのも大事ですが、たいていはその予想・準備の斜め上の事態が発生して失敗します。ですから少し肩の力を抜きましょう。おいしい料理を作るためには良い舌が必要なように、技術によって社会を豊かにしようと思うのであれば、技術者が人生を楽しめなければいけません。失敗もまた楽しい、と開き直ることができれば(たぶん)ハッピーです。失敗続きといえばエイブラハム・リンカーンが有名ですが、※(ぜひネットで検索してみてください。リンカーン・失敗などで検索するとヒットします)私のところでもうまくいくのは2号機、3号機になってやっと、というのが当たり前です。失敗を楽しめる人が集まって新しいものを創造することができればさらに楽しいだろうと思っています。