千葉工業大学 未来ロボティクス学科
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2009年11月 アーカイブ

2009年11月04日

第4回サイエンスパートナーシッププロジェクトを開催

10月29日(木)芝園キャンパス11号館2階演習室において県下高校生を対象とした第4回サイエンスパートナーシッププロジェクト(SSP)が開催されました。「ロボット製作から学ぶものづくり講座」と題し始まったSSPも今回が最終回。第一部は今まで学んだことをもとに各高校の受講生が「発表会」を行いました。第二部は場所を移し「KHR格闘大会(ロボットの対戦競技)」。そして最後に「閉講式」が行われました。


 中嶋准教授のあいさつから最終回の講義がスタート。今回の副講師は井上雄介さん(4年)です。

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 それぞれが研究課題を決め、実験と検証をおこない発表。時間が過ぎるとチャイムが鳴ります。

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 質問やアドバイスも活発に行われました。

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 3階のロボットファクトリーに移動して「KHR格闘大会」を開始。引率の先生方も盛り上がりました。

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 中嶋准教授を中心に、発表と競技各部門の成績を厳正に審査。

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 閉講式では、発表の部、競技の部の表彰、TAのみなさんから講評や得地実行委員長からあいさつがありました。未来の研究者達が記念撮影(撮影場所/ロボットファクトリー)。

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中嶋 准教授 http://www.robotics.it-chiba.ac.jp/basic/09nakajima.html
SSP公式サイト http://spp.jst.go.jp

2009年11月05日

2009年度卒業研究中間審査会が行われました

10月30日(金)津田沼キャンパス新1号棟の3階(2会場)と18階の会議室、計3会場において4年生を対象とした【2009年度卒業研究中間審査会】が行われました。

各会場、午前9時前には審査をする教員のもと、スーツにネクタイ姿の正装した学生約100名が集合。審査員である担当教員のあいさつの後、午後4時まで発表会は行われました。
最後に各教員から講評があり、緊張の空気に包まれた一日は無事終了しました。


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2009年11月06日

高齢者向けコミュニケーションロボットシステム開発を共同研究

このたび、当学科の大川茂樹准教授(大川研究室)と未来ロボット技術研究センター(fuRo)が、積水ハウス株式会社と共同で、高齢者向けコミュニケーションロボットシステムの開発を進めることに決定しました。

これは独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)が進める「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」の一環で、高齢者など生活に支援が必要な人々が主体的に生きるための自立環境をロボットシステムによって構築するのが狙いです。

今回NEDOは、公募による複数の提案の中から、「少子高齢化や介護者不足という社会環境下、高齢者が自宅にいながら負担が少なく健康管理を行えるよう、コミュニケーション・ロボットテクノロジー(RT)を用いた生体センサ等の要素技術や、それらを統合したシステムの開発と機能の検証を行い、将来的な実用化を視野にビジネスモデルの検討を進める」本研究を採択することを決定。高齢者が在宅のまま健康維持・増進につながるアドバイスが得られるRT技術の開発を担当することになりました。


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大川准教授(左)と古田fuRo所長(右)

*詳細はCITニュースをご覧下さい。

CITニュース http://wwwlib.cc.it-chiba.ac.jp/topics/091015/topics2.html

2009年11月23日

つくばチャレンジに挑戦

11月20日,21日に茨城県つくば市で開催されたつくばチャレンジに未来ロボティクス学科のロボット設計・制御研究室(林原研究室)が挑戦しました.

これは,一般の屋外道路を1km自律走行させるチャレンジで,昨年度は1チームしか完走することができなかった非常に難易度の高い挑戦です.

本チームは,最上級生が4年次という若いチームでありながら,見事140mのトライアル(予選)をクリアしました.

本走行では,木に囲まれた小道でGPSの精度が下がり,木に衝突してリタイアしました.
結果的に記録は183mでした.

ちなみに,本学からはfuRoも参加したのですが,そちらは見事ゴールしました.
72チーム中5チームしかゴールできていませんが,その中の1チームです.
なんと,GPSさえ使用せずにゴールしたようです.

とにかく,4月から準備を始めて,ロボットの設計・製作を何度も繰り返し,最後まであきらめることなく開発を続けた学生のやる気と根気に拍手です.

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チームのメンバーです(加工担当含まず)

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スタートしたときの様子です.多くの見学者がいます.

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トライアルをゴールしたときの様子です.ここまでは非常に安定しています.

つくばチャレンジ2009
ロボット設計・制御研究室

2009年11月28日

国際ロボット展

11月25日~28日に東京ビッグサイトで開催された「国際ロボット展」に千葉工業大学は複数のロボットを出展しました.
主にNEDOのブースで展示・デモンストレーションを行っていました.

その一つが,搭乗型移動知能の検証用のロボット※です.
テレビの取材で,爆笑問題さんや石原良純さんが搭乗したものです.
主にfuRoが研究・開発していますが,本学科も協力しています.
本学科の学生がロボットの前に立ち,説明をしていました.

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ロボットの前で説明をする学生

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ステージでのデモの様子

また,ROBO-ONEも開催されており,ふとのぞくと知った顔がありました.
RoboCupにも参加している本学科の学生で,話を聞くと3位に入賞したようです.
以下は記念の写真です.右手に持っているのは,「ガンダム」型のヒューマノイドです.

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3位入賞の様子

その他,いくつかのブースでfuRoの小柳先生が開発したロボットが展示されていました.
製作には,本学の学生も加わっています.

ロボットが人々の中に入っていくためには,しっかりした技術力とそれを支える人材が必要だと思います.
少しずつ育ってきているような気がしました.

※NEDO「次世代ロボット知能化技術開発プロジェクト」による研究開発

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