2010年度,サイエンスパートナーシッププロジェクトを開催
9月7日(火)午前10時,津田沼キャンパス6号館で中嶋秀朗准教授(移動ロボットシステム研究室/Mobile Robot Systems Lab)が「センサ技術から学ぶロボット製作講座(主催/千葉県工業教育研究会ロボット競技実行委員会)」を行いました.
この催しは,文部科学省のサイエンスパートナーシッププロジェクト(以下,SPPと略す)に採択された企画で,千葉県下の工業高校を対象に高校生の代表約25名(教員約10名)が3回(3日間)にわたりロボット全般に関する講義を受講するものです.本講座では,中嶋准教授の他に研究室の院生や学生10名も副講師やTAとなって講座をサポートします.
第一回目となった本日は,開校式からスタート.実行委員長のあいさつの後,講師陣の紹介がありました.
和やかな雰囲気で中嶋准教授の講義が始まります.「ロボットとは?」「その時代の人間がこんなものがあったらいいなと追い求める機械の姿」だと・・・未来の技術者達が講義の大海原へ出港です.
1号館3Fの工作室に場所を移動しロボットデモの見学.視たり触れたり,TAの説明にソフトとハードの融合を学びます.
TAも積極的に高校生の中に入っていきます.
本講座は,高校と大学が連携を取りながら高校では学べない知識を習得する場ですが,TAにとっても大事な学びの場である,との自覚で臨んでいます.頼もしいかぎりです.
「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト」(SPP)とは,「児童生徒の科学技術,理科,数学に対する興味・関心と知的探究心等を育成するとともに,進路意識の醸成及び分厚い科学技術関係人材層の形成を目的として,学校等と大学・科学館等との連携により,科学技術,理科,数学に関する観察,実験,実習等の体験的・問題解決的な学習活動を実施するものです.」(公式HPより引用)
中嶋 准教授 http://www.nakajima-lab.it-chiba.ac.jp/
SPP公式サイト http://spp.jst.go.jp
*昨年度の模様も,トピックス(アーカイブ)でご覧いただけます.