千葉工業大学 未来ロボティクス学科
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2010年11月 アーカイブ

2010年11月05日

盛況!オープンレクチャーシリーズ

10月29日(金)芝園キャンパス5109講義室において,本学生,教員ならだれでも自由に参加できるオープンレクチャーシリーズ(主催:富山健教授/Engineering Systems研究室)がおこなわれました.昨年度の第1回目開催から数えて,13回目となる当シリーズ.

毎回各界から多彩な講師をお招きし,学生はもとより学内でも大変好評の特別講義です.

今回は,その最先端の技術がマスメディアでも多数紹介され,多くの人が目にすることとなったヒューマノド型ロボットを日夜研究する,産業技術総合研究所 知能システム研究部門 ヒューマノイド研究グループの三浦 郁奈子氏をお招きし,「産総研におけるヒューマノイド研究 -HRP- 2,3,そして4C-」と題しご講演いただきました.


芝園キャンパスの樹木も紅葉始め,学びの秋到来を告げます.

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講師の三浦氏(写真:左)と,日本人女性の平均顔からデザイン,プロデュースされたHRP-4C.

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「今日は,講義の途中でもどんどん質問をしてください」とのことです,とDr.富山のあいさつでスタート.

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講義会場である5109室は,立ち見が出るほどの盛況ぶりです.

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講演概要

今日ではヒューマノイドがメディアに露出することが多く,一般の人たちまでがヒューマノイドに対してさまざまなイメージを持っています.ヒューマノイドの定義,行われている研究内容の幅広さ,ホビーレベルでの(一部の)一般の方への浸透,研究成果の応用分野の多様さ(もしくは曖昧さ)などが絡みあい,ヒューマノイドとその研究は肯定的に見ていただける場合もあれば,「結局それって何かの役に立ってるの?」と言われることもあります.

講義では産総研ヒューマノイド研究グループの研究について主に紹介します.
今までHRP-2や3を通して行われてきた研究,またHRP-4Cの開発裏話などを通して,講義に参加される皆さんが自分なりに「ヒューマノイド研究の意義とは何なのか?」「自分にとって取り組みたい課題はあるだろうか?」などなど,さまざまなことを考えるための材料となれば幸いです.


産業技術総合研究所(動画 / HRP-4C)
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2010/pr20101016/pr20101016.html


*次回開催の予定 11月19日 芝園キャンパス(13:00~14:30)です.

2010年11月08日

最終回!サイエンスパートナーシッププロジェクト

11月4日(木)午前10時,津田沼キャンパス6号館で中嶋秀朗准教授(移動ロボットシステム研究室/Mobile Robot Systems Lab)がサイエンスパートナーシッププロジェクト(以下,SPPと略す)「センサ技術から学ぶロボット製作講座(主催/千葉県工業教育研究会ロボット競技実行委員会)」の最終回(3日目)を行いました。

午前中は各高校の発表会を行い,午後からは研究室のTAによる実習や講義が行われました。終了時には,講座閉校式などが行われました。


授業と研究の合い間をぬって講義の準備に当たった副講師達。講義にも力が入ります(写真左/清水さん/3年/写真右/橋本さん/院生)。

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データシートの読み方,AD変換やPSDセンサモジュールなど,聴講生は専門的な原理について学びます。

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座学と実験,そして検証,繰り返しの中で研究力を養います。

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閉校式では,優れた研究に対する各種表彰が行われました。

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最後に未来の研究者達と記念撮影。晴れやかな笑顔は,満足の証です。

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この催しは,文部科学省のサイエンスパートナーシッププロジェクトに採択された企画で,千葉県下の工業高校を対象に高校生の代表約25名(教員約10名)が3回(3日間)にわたりロボット全般に関する講義を受講するものです.本講座では,中嶋准教授の他に研究室の院生や学生10名も副講師となって講座をサポートします.


中嶋 准教授    http://www.nakajima-lab.it-chiba.ac.jp/

SPP公式サイト   http://spp.jst.go.jp


*昨年度の模様も,トピックスアーカイプでご覧いただけます.

2010年11月11日

好評のインタビューシリーズ

トップページのインタビューシリーズにNo.9「太田准教授に訊く」をアップしました。

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インタビューシリーズ No.09「超人技ロボットの開発」

http://www.robotics.it-chiba.ac.jp/ja/interview/index.html

2010年11月29日

オープンレクチャーシリーズを開催

11月19日(金)芝園キャンパス5109講義室において,本学生,教員ならだれでも自由に参加できるオープンレクチャー(主催:富山健教授/Engineering Systems研究室)がおこなわれました.昨年度の第1回目開催から数えて,14回目となる当シリーズ.毎回各界から多彩な講師をお招きし学生はもとより学内でも大変好評の特別講義です.

今回は杜の都仙台から,創立105年研究第一主義で名高い東北大学から東北大学大学院工学研究科准教授の平田泰久氏をお招きし,「パッシブロボティクスに基づく人間支援ロボットの開発」と題し90分間にわたり講義いただきました。


前回の第13回(10/29)から3週間.色鮮やかに移りゆく姿,秋の深まりに自然の呼吸を感じます.

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ウィットに富んだDr.TOMIYAMAの講師紹介に会場の空気が和みます.

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パッシブシステム+ロボット技術→パッシブロボティクス.安全性を追求した協調搬送や全方向移動の講義に釘付けです.

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講演概要
ロボットはモータで動くものだと思っている人が多いのではないでしょうか.本講義では,ロボットにモータを一切搭載せず,ブレーキを用いてロボットの運動を制御し,安全かつ高機能な人間支援ロボットを実現する方法を紹介します.

平田泰久准教授 http://www.irs.mech.tohoku.ac.jp/yasuhisa_hirata_en.html

2010年11月30日

本年度最後!オープンキャンパス開催

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11月27日(土),千葉工業大学津田沼キャンパスにおいて本年度最後のオープンキャンパスが開催されました.土曜日の午後からと初めての試みにもかかわらず,500人を越える(本学発表)方が足を運んでくださいました.

当日は,新1号棟を中心としたプログラム内容で,1階ロビーではTHE「CITものづくり」と題し,各種ものづくりプロジェクトの展示がおこなわれ,当学科の米田研究室と青木研究室の学生2人も展示スタッフとして頑張ってくれました.

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「不整地移動のできる多脚ロボットの製作(CITものづくりプロジェクトより)」リアリティのある外装部分は,FRPで出来ています.

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新学生ホール棟にある学生食堂では,ティータイムとして「ル・パティシエ ヨコヤマ」のスイーツ(クッキー)が配られました.

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ご来場,誠にありがとうございました.

CITものづくりとは

平成21年度から,学部1~3年生を対象に「CITものづくり」制度が始まりました.これは,学生に「ものづくり」に興味を抱いてもらい,計画性と実行力を養ってもらおうというもの.友達同士数人で申請できる「学生提案型」と,教職員が学生を募集する「公募型」があり,採択されると「ものづくり」に必要な経費と施設・設備を大学が補助するという仕組みです.「ものづくり」を通して自由に色々な体験やプロセスを学んで欲しいという願いから始まったプロジェクトです.

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