未来ロボティクス学科に関係する魅力ある風景などを写真でご紹介します。題して「MIROBO百景~MIROBOのある風景~」です。
梅雨が明け,本格的な暑い夏の季節となりました。文月の今日31日(日)にご紹介するのは,津田沼駅前キャンパスと芝園キャンパス(東京ベイ幕張キャンパス)の化石スポットです。
オフィスビルのエントランス,老舗百貨店や高級ホテルの壁面や床面などには,装飾として大理石を使用することが多くあります。この大理石は,石灰岩と海の底に堆積した生き物や植物が数億年の歳月を経てできたもので,原産国や組成などさまざまな条件の違いの中で,石灰化がすすまずに当時の生き物を形ある状態で確認することもできます。
また,建築物に使用する大理石は,切断した表面を磨き上げるため,結果的に化石の断面を標本として見ることができます。(最近は人工大理石を使用することも多いです。)
さて,当学科の中心拠点である津田沼駅前キャンパス新1号館,芝園キャンパス12号館でも,大理石で装飾している壁面があり,アンモナイト,ベレムナイト,ヌンムリテス,ルディスト,フズリナや海草類など?1億年以上前に生きた生物の化石を確認することができます。
当学科1,2年生の中心拠点12号館1階ロビーは,本学一の化石スポットです。
広い壁面には数多くの化石を確認でき,さながら博物館の標本のようです。アンモナイト?
津田沼新1号館1階のロビー壁面も大理石を使用しています。貝とフズリナかな?
芝園12号館より派手さはありませんが,遠い昔の生き物に興味がわいてきます。
さて,数日後から夏期休暇に入り,日頃の慌ただしさから開放される両キャンパス。こんなときだからこそ,少し視点を変えてキャンパスと向き合ってみる好奇心を大切にしてみてはいかがでしょうか?
「好奇心は力強い知性のもっとも永久的な特性の一つである。」サミュエル・ジョンソン