千葉工業大学 未来ロボティクス学科
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2013年01月 アーカイブ

2013年01月25日

オープンレクチャーシリーズ

12月21日(金)13:00~津田沼キャンパス624講義室において,本学生,教員ならだれでも自由に参加できるオープンレクチャー(主催:富山健教授/Engineering Systems研究室)がおこなわれました。今回で26回目となる当シリーズ。毎回各界から多彩な講師をお招きし,学生はもとより学内でも大変好評の特別講義です。

今回の講師は,日ごろからお世話になっている本学未来ロボット技術研究センター(FuRo)の副所長である友野正裕(Masahiro Tomono)氏をお招きし,「移動ロボットの環境センシング」と題し90分間にわたりご講演いただきました。

友野氏は,「ロボットが自律的に行動するための環境認識の研究に従事され,実世界情報処理の研究では理論と実験の緊密な連携が不可欠と考え,年間に数万行の研究用プログラムを自ら作成(HPより引用)」されています。

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素晴らしい講義をしてくださいました友野先生に心から御礼申し上げます。

講演概要(学内告知ポスターより)

「移動ロボットが屋内外の多様な環境を安全かつ安定に走行するには,ロボットの環境センシング能力が大きな鍵となる。その要素技術として,環境の3次元地図の生成,ロボットの自己位置推定,物体・場所認識などがある。本講義では,レーザセンサやカメラを用いた移動ロボットの環境センシングの研究動向を紹介する。」


未来ロボット技術研究センター(FuRo) http://www.furo.org/

ようこそ,DePauw University

1月15日(火)午後,アメリカはインディアナ州のデポー大学(DePauw University)から,「日本のものづくり探訪プログラム」の一環で学生26名(プラス2名)が本学を訪れ,当学科の学生などと国際交流会がおこなわれました。

デポー大学は,175年の歴史を持ち,42学科,41カ国,約2,400人の学生が学ぶリベラルアーツです。特に学生数に対し教授数が10:1の240人とアメリカ特有の小規模高レベルの充実した大学であり,毎年11月に開催される120年の歴史を持つフットボールの対抗戦も有名です。

午前中は,東京スカイツリータウン・ソラマチ8Fにある本学の東京スカイツリータウン*キャンパスを見学。午後14時から津田沼キャンパス6号館において歓迎レセプションがおこなわれました。


前日には,数年ぶりに首都圏に大雪が降りましたが構内はきれいに除雪されています。感謝。

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1期生の阿久澤さんが英語で進行役を務め,FuRoの奥村研究員にも登壇頂きました。

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各研究室の見学では忌憚のない意見交流が行なわれました。説明に汗する場面も!?

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新学生ホール棟では,おもちつき体験を楽しみながらつきたてのお餅を堪能していただきました。

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新2号棟20階で懇親会が行われ,学生同士の親交を深めました。

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経験の有無は定かではありませんが,古き良き日本の遊びをいっしょに楽しみました。

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学長の代理として出席した大川教授(学長補佐)へ大学マスコットのTyler the Tigerが贈られました。

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昨年10月にはロシアの学生をお迎えし交流するなど,積極的に世界視点で学びを行うのも当学科の特長です。


DePauw University   http://www.depauw.edu/


ロボット設計製作論(5)発表会

1月18日(金)16:00~津田沼新1号棟2階会議室でロボット設計製作論(5)発表会が行われました。これは当学科全3年生を対象とした恒例の発表会です。各人が研究成果をボード(オリジナルポスター)にまとめ,採点官である教員,聴衆者である学生に対しプレゼンテーション形式で発表を行うものです。

明後日は大寒。立春まで寒さが続きますが,この季節ならではの美しさもあります。

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発表は1回当たり3分,質疑5分。発表者も聴衆も真剣そのものです。

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何度でもプレゼンテーションを繰り返し,徹底的にプレゼンテーション能力の向上を目指します。

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聴衆側に解りやすく説明する,視覚にもアプローチする,創意と工夫が重要です。

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実践の中で,教員の鋭い質問や指摘,アドバイスに耳を傾けながら着実に実力とコミュニケーション力を高める授業,これが当学科の特長です。

未来を創る研究テーマは多岐に亘り,その一部をご紹介します。

「坂道補助アシストシューズ」,「減速比の変更可能な球体型移動ロボットの製作」,「除染ロボット用走行装置の開発」,「リンク機構を用いた二足歩行の研究」,「複数の地点を効率よく経由する経路探索アルゴリズムの提案」,「小型災害救助ロボットの簡易コントローラー製作」,「知能ロボット用電子回路の製作」,「手指障害者ゲームコントローラーの開発」,「疑似感性を備えたコミュニケーションロボットの研究」,「生成感情を決定する評価基準の確立」,「平地及び壁面登板可能な小型ロボットに関する研究」,「魚型ロボットの新しい移動形態に関する研究」,「自由度振動系を利用した高速階段昇降に関する研究」,「効率的な草抜き機の研究」,「ヴァイオリン演奏におけるヴィブラートの聴取者への影響に関する研究」,「合唱譜に含まれる指示語と音響特徴量の結びつきに関する研究」,「ヒーリングサウンドにおけるゆらぎに関する研究」他。

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