千葉工業大学 未来ロボティクス学科
トピックス

« 2013年07月 | メイン | 2013年09月 »

2013年08月 アーカイブ

2013年08月07日

GCPSが行われました

7月5日(金)と12日(金)の午後,津田沼キャンパス6号館において「Global Communication Presentation Schedule Spring,2013(以下,GCPSに略す)」が行われました。

このGCPSは,修士研究の基礎となる専門知識の幅を広げると共に,外国の文献を理解する能力をつけ研究発表が英語でおこなえ,プレゼンテーション能力を養うことを目的としています。


平年より2週間も早く梅雨明けした2013年,連日猛暑です。

IMG_0145.jpg

静かな講義室には発表者の声だけが凛と響きます。

IMG_0146.jpg

ようこそ!玉川聖学院のみなさん

7月12日(金),玉川聖学院14名(OG,教諭2名含む)の方々をお迎えし,当学科の富山研究室と菊池研究室を見学していただきました。見学会では,富山教授による講義「数学とロボット」,レゴブロックによる「マインドストームを使ったワークショップ」や学食を体験。

その後,研究室では感性表出プラットフォームロボットや介護者支援ロボット(富山研究室),蝶ロボットや虫ロボット等(菊池研究室)をじっくり見学していただきました。

IMG_0138.jpg


当学科はいつもでみなさんのお越しを歓迎します(要予約でお願いいたします)。

オープンキャンパスが開催されました

kokuchi201206_item14_ph.gifkokuchi201206_item13_ph.gifkokuchi201206_item05_ph.gifkokuchi201206_item13_ph.gifkokuchi201206_item01_ph.gifkokuchi201206_item13_ph.gifkokuchi201206_item14_ph.gif


真夏日の7月14日(日),津田沼キャンパスで今年度第1回目となる「オープンキャンパス」が開催されました。当学科の会場がある6号館には,朝早くから多くの中高校生・保護者の方々がご来場くださいました。

各研究室で日夜おこなわれている最先端の研究紹介,おもしろ体験学習や現役学生による相談コーナー等が所狭しと展示されました。ご来場の皆さん,いかがでしたでしょうか。

DSC_0422.jpgDSC_0205.jpg

足を運んで見ていただき,対話を通して理解を深めていただくこと,これこそが一番なのです。

DSC_0390.jpgDSC_0359.jpg

限られた時間の中で,ものづくり体験や教授へ質問もできる充実した催しが人気の秘密です。

DSC_0141.jpgDSC_0263.jpg

猛暑の中をわざわざ当学科ブースへお越しくださり,誠にありがとうござました(スタッフ一同)。

DSC_0460.jpg

次回開催は,9月29日を予定しています。

オープンキャンパス詳細  http://www.it-chiba.ac.jp/zukan/oc/index.html

オープンレクチャーシリーズ

7月18日(金)14:50~津田沼キャンパス654講義室において,本学生,教員ならだれでも自由に参加できるオープンレクチャー(主催:富山健教授/富山研究室)がおこなわれました。今回で27回目となる当シリーズ。毎回各界から多彩な講師をお招きし,学生はもとより学内でも大変好評の特別講義です。

今回の講師は,Dr. Loren Shur氏です。

Dr.Tomiyama の挨拶の後は,講師のDr. Loren Shur氏特別講義の始まりです。講義は勿論英語です。

IMG_0158.jpg

学科を越えて多くの学生や教員が集まるのもオープンレクチャーの特徴です。

IMG_0165.jpg


講義概要

The availability of low-cost computation means that every student has an opportunity to learn data and algorithm exploration, analysis, and modeling techniques that were simply not accessible 20 years ago.
Physics and other natural sciences have embraced computation as a tool to explore theory and analyze experimental data. As today’s students prepare to enter the workforce, they will increasingly be expected to have computational skills. In this talk we show examples and present tools and techniques for incorporating computational modeling and data analysis into the curriculum.

The demo topics draw from optics, mechanics, electricity, and experimental data analysis. You see how to:

・Symbolically create models derived from first principles
・Identify parameters that optimize system performance
・Work with various computational modeling paradigms
・Predict responses using regression trees
・Generate reports to document model derivation and simulation results
・Visualize models and data

授業の紹介Ⅲ

夏空の7月4日(木),11日(同),18日(同)と3週にわたり,新習志野キャンパス12号館3階では1年生の授業「学習技術」が行われました。今回ご紹介するのは入学2日目に行われたオリエンテーション「ディズニーランドにおけるロボティクスの活用事例の調査」のレポート結果をまとめたグループ発表会の模様です。


各グループ,パワーポイントで資料をまとめ,写真や動画を駆使してプレゼン発表します。

IMG_0284.jpgIMG_9918.jpg

グループ別にテーマを決め,調査活動。ロボィクス技術が溢れているTDLに感嘆。

IMG_9788.jpgIMG_0004.jpg

入学3か月。ある教員のアルゴリズムによるグループ分けが功を奏しているようです。

IMG_9844.jpgIMG_9807.jpg

発表と同時に,矢のように鋭い質疑が飛び交います。積極的な姿勢がいい。

IMG_9815.jpgIMG_9955.jpg
IMG_9884.jpgIMG_9820.jpg
IMG_9921.jpgIMG_9858.jpg

終了後,菊池教授と青木准教授より講評をいただき発表会は終了しました。

授業の紹介Ⅳ

7月25日(木)16:30~新習志野キャンパス12号館3階において1年生を対象とした「学習技術」の前期最後の授業が行われました。

今回は,過日行われた「ディズニーランドにおけるロボティクスの活用事例の調査」発表会の審査結果と,設計原理を実践の場で学んだ「凧製作」の審査結果の発表会です。

先生方の厳正なる審査の結果,TDL発表会では優れた調査活動とレポートおよびプレゼンテーションに対し「優勝・準優勝・三位・審査員特別賞」が贈られました(今回はグッドプレゼン賞の該当グループはありませんでした)。

凧製作ではテーマにそったデザイン性や飛距離などを総合的に考慮し「優勝・準優勝・敢闘賞」を決定。受賞グループには,賞状と記念品が贈られました。


TDLプレゼンで優勝したLグループが賞状と記念品をいただき記念撮影(他,受賞グループ)。

20130725d.jpg
20130725e.jpg
20130725c.jpg
20130725b.jpg

凧製作で堂々の優勝を獲得したN2グループがChampionship Capを被ってポーズ。

20130725g.jpg

準優勝のE1グループと敢闘賞の各受賞グループ。

20130725j.jpg
20130725l.jpg
20130725m.jpg
20130725o.jpg
20130725p.jpg
20130725k.jpg

授業が終了しても1年生である彼らは別の授業のロボット製作を続けます。

20130725h.jpg

即戦力となる人材の育成

http://www.robotics.it-chiba.ac.jp/ja/subject

2013年08月08日

MIROBOの伝統Vol.2

当学科では設立当初(2006年~)より,工学系大学として先駆的な取り組みがいくつも実践され,良き伝統となりつつあることがいくつもあります。その良き伝統をシリーズでご紹介いたします。題して「MIROBOの伝統」です。

今回,第2回目にご紹介するのは「Memo」です。

当学科の授業「ロボット設計製作論」では,自分の研究をポスタにまとめ聴衆に対しプレゼンテーションを何度も繰り返す「設計製作論発表会」が前期・後期の節目に行われ恒例の重要行事となっています。

この発表会は審査員である教員と日頃お世話になっているFuRoの研究員,学科の学生が参加する催しで,この日に向けて各研究室では深夜まで準備をする学生の姿があります。
発表会では,プレゼンに対する鋭い質問や指摘があり,緊張感と若いエネルギーが入り混じる当学科の伝統的な授業風景でもあります。

今回は7月26日(金)に津田沼キャンパス2号館3階で行われた「ロボット設計製作論発表会(4)」の様子をご紹介します。

20130808b.jpg

まず,特筆すべきは学生達の行動です。彼らはとにかく徹してMemo(メモ)を取ります。
自分の発表に関することだけでなく,他の学生のポスタの内容,プレゼン後の質問と回答,教員の話を聞き耳を立てて貪るようにメモをする学生が多く見受けられます。探究心という観点から,一見当たり前のように思える行動ですが写真(一部ご紹介)をご覧の通り,毎回の学生達のメモをとる姿は先代からの伝統でもあります。

21030808l.jpg20130808u.jpg20130808c.jpg
21030808i.jpg20130808f.jpg20130808ff.jpg
20130808v.jpg20130808e.jpg20130808s.jpg
20130808dd.jpg20130808j.jpg20130808w.jpg
20130808d.jpg20130808aa.jpg20130808h.jpg
20130808ee.jpg20130808p.jpg20130808g.jpg
20130808r.jpg20130808cc.jpg20130808q.jpg

彼らのメモを「とる」姿勢を目の当たりにすると「取」「採」「摂」「獲」「盗」どの漢字も当てはまる気分になります。

良き伝統を少しずつ,そして着実に積み重ねながら,当学科は進化しています。

昨年のロボット設計製作論(2012.1.26)

http://www.robotics.it-chiba.ac.jp/topics/2012/02

ロボット設計製作論(2)

7月27日(土)午後,新習志野キャンパス12号館3階において2年生を対象とした「ロボット設計製作論(2)」がおこなわれました。全2年生を対象とした発表会は,4人一組のグループに分かれ日頃の研究活動の成果を発表します(主に倒立振り子の制御に関する研究活動が多数)。

発表の持ち時間は5分。質疑3分です。研究の目的を明確にし,目標設定や実験の過程とその結果,検証と考察まで決められた時間の中で発表を行います。採点官は教員とTAが中心となります。


路面整備が済んだキャンパスの樹木も深い緑となってきました。今年は猛暑が続きます。

20130808zz.jpg20130808pp.jpg

研究はもとよりプレゼンテーションや質疑応答をする中でも,彼らは少しずつ力を付けていきます。

20130808uu.jpg20130808yy.jpg
20130808ss.jpg20130808qq.jpg

また同フロアの隣の演習室では,1年生のロボット体験演習および製作発表会がおこなわれました。
この授業では,1年生の必修科目である「ロボット体験演習(前期/後期)」で,はんだ付けすらしたことのない学生たちに,たった数ヵ月でオリジナルのロボットを創りあげるというカリキュラムです。この授業には,先端技術の研究開発を進める「未来ロボット技術研究センター(fuRo)」の先生方にかかわっていただいています。

20130808ii.jpg20130808hh.jpg
20130808ab.jpg21030808ff.jpg

苦心して製作したロボットの製作発表会は今日と来週末に行われます。


この画面について

左は2013年08月度に作成した記事を全表示しています
TOPページに戻る

カテゴリー

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by
Movable Type
copyright 2006-2009 © THE DEPARTMENT OF ADVANCED ROBOTICS, Chiba Institute of Technology
もどる