未来ロボティクス学科では3年生で研究室に配属されます。最初から卒論に向けて研究したり(早い場合は学会デビューしたり)、研究は4年からにして自分の作りたいものを作ったりと、比較的自由な1年を過ごします。講義がないわけではないので自由かどうかは審議ですが。
で、少し前になりますが1月に成果の発表会がありました(違う会ですが雰囲気はこんな感じ)。そこにいたのがヘッダの写真のロボットでした。おもしろいのでツイートしたところ、95万回再生されました。学科の宣伝に貢献していただき大変ありがとうございます。
ロボットの正体
このロボットは学科3年生、米田研究室の佐藤令崇さんが作成、飼育しているもので、中に円盤が入っており、それを回転することで前進、後退する力を生み出しています。佐藤さんは元々スターウォーズなどのSF映画に登場する球体のロボットが好きで、このロボットについては、オーバーウォッチというゲームに登場する「レッキングボール」という球体のロボットを操縦するキャラクターが好きで、そこに影響を受けたそうです(おっさんにはわからん)。球体で作るのは難しく、最終的には楕円形になったそうです。
円盤を回すという機構に関しては球体ロボットを作ると決めてから考えたことで、どこから着想を得たかとかは特にないそうです。強いて言うならリアクションホイールの倒立振子だそうです。
その後
出力をあげていったら一度破裂したのですが、現在はちょっと白くなって元気だそうです。ねとらぼさんにもとりあげられました。
おわりに
ということで、こういうのを研究室の金で作りたい(←言い方が悪い)という人がいたら、ぜひ本学当学科をご紹介ください。もれなく黒いラグビーボールが轟音をたててお礼参りに伺います。嘘です。