ロボティクスチャレンジ

8/1(木)~5(月)に集中授業「ロボティクスチャレンジ」を新習志野キャンパスで実施しました.

2014年から実施されている授業で,ベトナム国家大学の学生と未来ロボティクス学科の学生が5日間でロボットを開発します.最終日にはコンテストも行います.
(過去には台北科技大学の学生も参加していたことがありました.)

未来ロボティクス学科からは11名の学生が参加して,ベトナムの学生とチームを組んで,ロボットを製作しました.5日間のプログラムの中で,お互いに議論したり,協力してロボットを製作することで,自然と仲良くなる様子が見られました.

6/23オープンキャンパス(事前予約不要・入退場自由)

6月23日に開催されるオープンキャンパスでの当学科の出し物を紹介します!

学び体験: 2足歩行ロボットをつくろう

坂道を下りながら左右の足を振り子の原理で前に出して歩くロボットを製作します。 所要時間30分程度。ロボットは持ち帰れます。

どんなロボットかは、この動画をご覧ください。

モーターはついていなくて、坂を降りるときの位置エネルギー(この場合はベルトコンベアに持ち上げられて受け取る位置エネルギー)を使って歩きます
たくさんバージョン

屋外でロボットを走らせます

自分でセンシングして自分で考えて目的地まで移動するロボット(つまり自動運転の車のようなやつ)をキャンパス内で走らせます。

これも動画があるので出し惜しみしないで見せてしまいます。当日は雨が降るとか言ってますが私が晴れ男なのでたぶん晴れます(保証はしません)。あとは、当日は人が多いので、そこでちゃんと走るかが見ものです。人が多いと教員は嬉しいんですが、ロボットにしてみれば周りが見えなくなるので難易度が高くなります。

ポンと載せてあるパソコンが自分で考えて走ってます。パソコンが自分で動いてると思うと不気味ですね(と、専門の人間でも思うことがなきにしもあらず)

ロボットの展示

まだ準備中でいろいろ未確定(私がちゃんと確認してないだけ)ですが、王研究室からロボットをいくつか展示のために出してもらえるそうです。何が見られるかは当日のお楽しみということで!

学会発表のポスター展示

いつもはロボット実物を見せたり作ってもらったりしてある意味モノで勝負していたのですが、今回はさらに研究活動の活発さもアピールしようということになりました。去年から今年にかけて実際に学会で使ったポスターを壁に貼って展示します。前の記事にあるように、ひとつの学会だけで26件も発表しているくらいですので、当日はたくさん貼る予定です。

その他いろいろ

当日は部屋に学科の学生と教員が名札を下げてウロウロしているので、気軽に話しかけてください。相談コーナーもあります。また、別の部屋で入試の説明などもありますので、詳しくは大学のサイトのプログラムをご覧ください。

それでは、お待ちしております。

ロボットプログラミング選手権2023(病弱教育部門) 

 2/1に、王研、上田研の学生+上田でロボットプログラミング選手権2023(病弱教育部門) のお手伝いに、千葉県立仁戸名特別支援学校にお邪魔しました。

この大会は、病気で一時的、あるいは長期的な療養のために特別支援学校で学ぶ生徒さんが、ロボット相撲で競う競技会です。「土俵」は仁戸名特別支援学校にあり、ロボットはおなじものを用いるのでリモートで参戦可能で、生徒さんによっては病床から参加されているそうです。全国大会当日は、日本中にいる参加者がZoomで会して大会の様子を見守りました。

 上田は技術賞の審査員として参加しましたが、技術うんぬんより、生徒さんの気持ちの入り様を見て、このような有意義な会を作っている先生がたが素晴らしいなあと思った次第です。また、主役ではないのですが、コンテスト慣れしている弊学の学生さんたちのロボットのハンドリングや審判は堂々としたもので手際も完璧で、閉会式の上田研某氏のスピーチも落ち着いており、生徒さんへの良いメッセージに満ちておりました。普段の「教員はみなさんの保護者ではありません!」と説教せざるをえない姿とは正反対で、やはり人間、よい環境では光るんだなあと思い、深く反省しました。

 ただ、そういう話もあるんですが、技術賞の審査ではコードが汚いチームは容赦なくバッサバッサ切り捨てました。コードはきれいに書いてくださいっ!

 大会の詳細についてはこちらでは書きませんが、下に一昨年の動画を掲載しておきます。また、今年度の全国大会の様子はこちらからどうぞ。