RoboCup2022ヒューマノイドリーグへ参加します

2022年7月11日から17日までタイで開催される世界的なロボットの競技会RoboCup2022にチームCIT Brains(未来ロボティクス学科のプロジェクト)が参加します.
新たに第6世代となるヒューマノイドロボットSUSTAINA-OPを開発して,新しい技術で世界に臨みます.これらのロボットが20分間人の手を全く借りずに自動でサッカーを行います.
RoboCupは世界中の研究者が参加するロボットの標準問題であり,サッカーを通じてAI技術とロボット技術の融合を目指しています.
未来ロボティクス学科では学科創立時からRoboCupに挑戦しており,世界大会2回優勝,テクニカルチャレンジ7年連続1位などの実績を持っています.

日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス講演会に学科から21件の発表

2022年6月1日から4日にかけて北海道で開催された日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス講演会2022において,未来ロボティクス学科の教員と学生が合計21件の発表(連名を含む)を行いました.

しばらく講演会は遠隔で実施されてきましたが,ようやく対面での講演会が開催され,多くの大学院生と学部生が北海道へと足を運びました.コアタイム45分の発表会ですが,質問が多く飛び交う良い雰囲気の中で進められました.

未来ロボティクス学科では研究も活溌に行っており,大学院生と学部生は頻繁に講演会などでその成果を発表しています.

RoboCup Humanoid League Virtual Seasonで世界1位

未来ロボティクス学科の学生有志が運営するチームCIT BrainsがRoboCup Humanoid League Virtual Season 2021/22において世界1位となりました.

RoboCupはロボット工学と人工知能を融合させて自律型サッカーロボットを研究する標準問題で,世界中の研究者が取り組んでいます.
未来ロボティクス学科創立当初から学生はRoboCupへ挑戦しており,毎年入賞を重ねてきました.

Virtual Seasonは試合は全てシミュレータの中で行われるため,人工知能を含めたソフトウェアの開発能力が問われる課題となっています.
サッカーを行う人工知能を研究・開発するという困難な課題に対して,学生たちは真摯に取り組み,世界1位という栄冠を得ました.

米田研のロボットをYouTubeで公開

表題のとおり米田研では、ロボットが動いている動画を米田研のYouTubeのチャンネルにいくつかアップロードしたとのことです。チャンネル自体は以前からあって、4年前でアップロードが一旦止まっていたのですが、ロボットが動いている動画をこれからYouTubeに随時アップしていくとのことです。マニアックかつ学術的に価値のあるロボットがたくさんありますので、個人的にも楽しみです。チャンネルに登録しておくと、たまに配信されると思いますので登録をおすすめします。

個人的に好きなのをいくつか挙げます。まずは、壁に吸い付いて動き回るロボットです(音量注意)。修士の学生さんが最近作ったもので、完成度にびっくりしました。

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津田沼チャレンジ実験走行会開催

2022年2月8日に千葉工業大学津田沼キャンパスで,屋外自律移動ロボットの実験走行会を行いました.
人工知能や自動化の重要性が増してきていますが,未来ロボティクス学科では2008年から屋外自律移動のチャレンジに挑戦しており,その技術を積極的に公開してきました.
当日は5台のロボットが各々の課題に挑戦し,最長1,183mを自律走行する様子が見られました.

詳しくはこちらのページにあります.

ロボカップアジアパシフィックで自律サッカーロボットのデモを行います

11月25日(木)~28日(日)に愛知県の愛知スカイエキスポで開催されるロボカップアジアパシフィックで本学科の学生が所属する自律サッカーヒューマノイド開発チームCIT Brainsがデモンストレーションを行います.
11月23日(火)から現地入りして,調整を繰り返しています.
世界トップクラスの自律サッカーロボットを見るチャンスですので,お近くの方は是非ともご覧頂ければと思います.
またリモートでも観戦できますので,よろしければご覧ください.

RoboCup Asia Pacificに関する情報はこちら
https://2021.robocupap.org/

津田沼チャレンジ2021を開催しました

11月6日(土)に千葉工業大学津田沼キャンパスにおいて,屋外自律移動のチャレンジ『津田沼チャレンジ2021』を開催しました.
未来ロボティクス学科では,2008年から屋外自律移動のチャレンジである『つくばチャレンジ』に参加しながら,人の手を借りないでロボットが目的地まで移動するための技術を研究・開発してきました.

本チャレンジにおける自律走行の最長記録は1,628mでした.
スタートボタンを押すと後はロボットが自分で考えて,経路に沿って走っていきます.
参加したロボットには多くの新しい技術が取り入れられており,津田沼チャレンジはそれを検証する場として活用されています.