10月4日(木)午前,ロシアの学生,研究者25名が当学科へ訪問しました。この催しは,外務省が実施している日露青年交流事業(ロボット技術分野)の一環で,2012年度ロボット技術分野ロシア人学生招聘プログラムで来日された方々です。
昨年10月,当学科のRoboCupチームの学生(林原研究室)数名と金沢工業大学の学生計10名でロシアのクラスノヤルスク市を訪問し,ヒューマノイドロボットのデモンストレーションや講演会などを行いました。
本年は,日本がホスト国となり日露青年交流センターによって,モスクワ国立機械工学大学テストセンターのイヂアトゥロフセンター長をはじめ,サラトフ国立工科大学,ノボシビルスク国立工科大学,アストラハン国立工科大学,サンクトペテルブルグ国立大学などの学生,研究者25名と交流を深めました。
当学科からは23人の学生が参加しました。横断幕にはロシア語で「ようこそ!」と。
4日に学内見学とCEATEC(幕張メッセ/展示会),9日には秋葉原見学で交流。
目的や目指すべき目標が同じだからすぐに打ち解けます。
交流した学生の感想
「ロシアの方々は,我々より日本の電化製品やサブカルチャーについて詳しく,どちらが案内をしているのか分からなくなるシーンが多々ありました.対して,我々は普段ロシアの文化について触れる機会が普段あまりに少ないように思われます.今後は,特別な意識をしなくても互いの良さに気づき合えるよう,社会レベルでの交流が深まることを願います.(野平幸佑さん/修士2年)」
「私はロシアと言うとあまり身近な外国に感じることが出来ずにいましたが、今回の交流を通じてロシアの方々はとても話しやすい方々だと感じました。もちろん言語は違いますが身振り手振りをまぜる事で意思の疎通をすることもできました。また、ロシアの方々には日本の電化製品に対し大変興味を持たれていてとてもうれしく感じました。私も将来そのようなものをつくるのに関わりたいと思うとともに、今後よりロシアと日本の交流もすすんでいくと良いと思いました。(山田幸果さん/4年)」