10月4日(木)16:20~津田沼キャンパス624講義室において,本学生,教員ならだれでも自由に参加できるオープンレクチャー(主催:富山健教授/Engineering Systems研究室)がおこなわれました。今回で22回目となる当シリーズ。毎回各界から多彩な講師をお招きし,学生はもとより学内でも大変好評の特別講義です。
今回の講師は,筑波大学教授 大学院人間総合科学研究科 感性認知脳科学専攻,久野節二(Setsuji Hisano)氏をお招きし,「環境と脳の神経科学」と題し90分間にわたりご講演いただきました。
久野氏は,日本感性工学会において感性脳機能部会を立ち上げ,感性と脳科学の融合研究を目指しています。また,日本解剖学会においては学術評議員でもあります。
「神経科学研究の究極の目的は・・・。」
私達のために時間を捻出し,講義下さった久野先生に感謝申し上げます。
10月初旬,少し汗ばむ陽気の津田沼キャンパス。構内では植栽工事が行われています。
屈曲反射と脳による制御やネットワークで成り立つ相互作用,分析的研究とシステム的研究,興味深いです。
質問を講義中に自由に行なわれるのもオープンレクチャーの特長のひとつです。
講演概要(学内告知ポスターより)
「感覚は人間が環境を知る手段であり,運動はそれに対して脳が出した答えである。この人間と環境の間のやりとりを基本に、脳が行なういくつかの情報処理について解説する。」
久野 節二氏 http://www.kansei.tsukuba.ac.jp/~shisanolab/?page_id=355
*次回のオープンレクチャーシリーズは10月25日(木)を予定しています。