千葉工業大学 未来ロボティクス学科
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MIROBOのある風景 其の六

未来ロボティクス学科に関係する魅力ある風景などを写真でご紹介します。題して「MIROBO百景~MIROBOのある風景~」です。

水無月の今日30日は,1948年(昭和23年)アメリカAT&Tベル研究所のウィリアム・ショックレイ,ジョン・バーディン・ウォルター・ブラッテンが発明したトランジスタを初公開した「トランジスタの日」です。
また,スイス連邦特許局の無名の技師だったアインシュタインが,ドイツの物理雑誌「アナーレン・デル・フィジーク」に相対性理論に関する最初の論文を提出した日(1905年)「アインシュタイン記念日」でもあります。

さて,今回ご紹介するのは,津田沼キャンパスの新2号館前にある「飛躍する群像」です。大学正門をくぐるとまず目に飛び込んでくるインパクトのある瑠璃色鮮やかな陶製のモニュメントです。幅3メートル角,高さ3メートルもあるでしょうか,立ち止まりしばしその造形に見入ってしまいます。

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制作者は,造形家のイサム・ノグチの影響を受け前衛的な「オブジェ焼き」を世に広めた陶芸作家の笹山忠保氏。

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銘板の下段には-「飛躍の群像」は,角柱から伸びゆくフォルムを基本とし,高さと方向性の異なる10本の陶の立体で構成されている。背の高いフォルムは,社会で大きくはばたく同窓生を。背の低いフォルムは,いま,学び舎を巣立とうとする若い力を表している。モニュメント全体の深い瑠璃色は,澄み切った大空への飛躍を。透明感は,広く深い大海のような科学者の知を表現した。-と作者の思いが銘記されています。

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また,銘板上段には-「飛躍の群像」我が千葉工業大学同窓会は,平成9年,記念すべき創立50周年を迎えた。この間,この学び舎を巣立った4万5千余名の同窓生は,大学の基本理念に基づく技術者として社会に広く活躍している。千葉工業大学および同窓生の益々の発展を願い,ここにモニュメント「飛躍の群像」を制作し,設置する。平成9年11月23日千葉工業大学同窓会-とあります。

ものづくりとは,どこまでも相手に対する創造力を研ぎ澄ます連続作業ではないでしょうか。社会へ飛躍し活躍しているであろう100周年,みなさんは後輩達に何を残してあげますか。

 笹山忠保氏 http://www.eonet.ne.jp/~sasayamatadayasu/profile.htm

*MIROBOにいて

日頃から「未来ロボティクス学科」という名称は,愛着を込めて「未ロボ」と呼び親しまれています。そこから「MIROBO」という名称を創作し当エントリーに使用しています。公式な名称ではございません。ご理解のほど宜しくお願い致します。

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