秋晴れの10月28日(金),芝園キャンパス1101講義室において,本学生,教員ならだれでも自由に参加できるオープンレクチャーシリーズ(主催:富山健教授/Engineering Systems研究室)がおこなわれました。第1回目開催から数えて,18回目となる当シリーズ。
毎回各界から多彩な講師をお招きし,学生はもとより学内でも大変好評の特別講義です。
今回は,ヒューマノド型ロボットを日夜研究する,独立行政法人 産業技術総合研究所 知能システム研究部門 ヒューマノイド研究グループの三浦 郁奈子氏をお招きし,「産総研におけるヒューマノイド研究の紹介」と題しご講演いただきました。
秋晴れの芝園キャンパスも紅葉が始まりました。
各界の多彩なゲストの講義を受けられるのも魅力の一つです。
終了後も,質問や疑問を講師にぶつけます。
講演概要
「ロボット」と聞いて,最初にヒューマノイドが頭に浮かぶ人は多いのではないでしょうか。今日ではヒューマノイドがメディアに露出することも多く,HRP-2やHRP-4がイベントでデモを行っているのを目の前で見たことがある人もいるかもしれません。しかし日常では,掃除ロボットのように購入して使えるわけでも,産業用ロボットのように見えないところで私たちの生活に役立っているわけでもありません。一見身近なようでいて実はそうではない。それが今のヒューマノイドの現実です。講義では,そのギャップを埋めるために産総研ヒューマノイド研究グループがHRP-2,3,4Cを使って取り組んできた研究について紹介します。講義に参加される皆さんが,自分なりの理想のヒューマノイドの姿や,その実現のために取り組んでみたい研究について,わくわくと想いを馳せてくださったら幸いです。
・Kanako MIURA
http://staff.aist.go.jp/kanako.miura/#
・産業技術総合研究所(ヒューマノイドロボット)