10月26日(金)16:20~津田沼キャンパス624講義室において,本学生,教員ならだれでも自由に参加できるオープンレクチャー(主催:富山健教授/Engineering Systems研究室)がおこなわれました。今回で24回目となる当シリーズ。毎回各界から多彩な講師をお招きし,学生はもとより学内でも大変好評の特別講義です。
今回の講師は,北陸先端科学技術大学院大学副学長 知識科学研究科教授であられる國藤進(Susumu Kunifuji)氏をお招きし,「知能の源流としてのアブダクション」と題し90分間にわたりご講演いただきました。
國藤氏は,「川喜田理論, 野中理論を統合する知識創造方法論を提唱され, アウェアネスやタンジビリティという概念を伝達する新しい知識創造支援グループウェアの研究開発を通じて21世紀をリードする知識創造支援環境の構築を推進」しておられます(HPより引用)。
ご講演くださいました國藤先生,誠にありがとうございました。
講演概要(学内告知ポスターより)
「与えられた驚くべき事実を説明する仮説を生成する能力をアブダクションと呼ぶ。この能力は人間の知能の源流であるが,この能力をコンピュータ(あるいはロボット)上で実現するには,リフレクションというメタ推論機構をプログラミング言語上に実装しなければいけない。本講義では,アブダクションの豊富な事例の紹介とそのメカニズム実装法とエッセンスについて説明する。」
北陸先端科学技術大学院大学 副学長
知識科学研究科 教授 國藤 進氏