今回は入学して2ヶ月を終える1年生の授業のひとコマをご紹介します。
5月16日から(木)16:40~新習志野キャンパス12号館3階で1年生の授業「学習技術」の講義が行なわれました。この授業は,5月16日から始まり6月6日を到達点とした学習カリキュラムで,学んだ理論をその場でものづくりを通じて実践的に学習するというものです。今回は蝶(小型はばたきロボット)の研究で知られる菊池教授と青木准教授から設計原理を学びました。
(写真は5月16日と23日の授業の模様です。)
菊池教授より揚力や質量mの物体が浮き上がる条件など力学を徹底的に学び,後半は計画立案をグループワークしました。
テーマは立体の凧です。レギューレーションの発表がありプランニングスタートです。
頭の中で創造し2次元,そして3次元へと具現化していく様が見て取れます。
凧作り未経験者が多い現代の若者,固定観念にとらわれない独創性に期待度◎
出来上がったプランニングシートを基にさらに菊池教授からきめ細かく力学を学びます。
「この形態,デザインいいね,さて舞い上がるにはどうしたらいいのかな?」
グループによっては風が吹く中,試作品の検証を何度も繰り返すグループもありました。
ものづくりが大好きなのでしょう。ファインダからのぞく彼らの表情は誰もが生き生きとしています。
この授業の他にもfuRoのご協力もいただき1年生は前期にロボット製作を行います。このように学びと実践を入学早々織り交ぜる特徴的な授業を魁て行なっているのも当学科の特長です。